貴社のホームページのソースコードに弊社が発行しているトラッキングコードを埋め込むことで、アクセスデータを自動的に収集することができる機能です。ここでは設定方法や活用方法についてご案内します。
トラッキングコード設定方法
Web行動解析の「トラッキングコード」よりトラッキングコードのファイルをダウンロードいただけます。
※詳細な設定方法につきましてはサスケ活用講座の記事、「Web行動解析のアップデート【クッキーを利用しない解析機能(Ver2)】」をご参考ください。
※また、貴社のHPなどへの埋め込み方法については貴社のWeb管理者などにご質問ください。
解析対象について
解析したいWebサイトをあらかじめ登録しておくことで、その配下にあるすべてのページが解析対象となります。取得された情報は、サスケLeadの顧客詳細画面にてページタイトルが表示されます。
登録方法は左メニューの設定内にある「解析対象サイト」の新規登録から設定をお願いします。
※登録方法の詳細についてはマニュアルの「解析対象サイト」をご参考ください。
コンバージョンページとは
「コンバージョンページ」とは、特に重要視したいページのことを指します。コンバージョンページに設定することで、便利な機能がご利用いただけます。
コンバージョン設定方法
解析対象サイトへ登録されていて、既に解析が取れているページに対してコンバージョンの設定を行うことができます。
左メニューの「サイト管理」の中にあるサイトをクリックし、コンバージョンページとして設定したいページの「編集」をクリックします。
設定画面にある、「コンバージョンページとして設定する」にチェックを入れ、コンバージョン名とスコアを付けたい場合はスコアも入力し、登録ボタンをクリックするとコンバージョンページの登録が完了します。
コンバージョンページを設定することで使える機能
・スコア付けが可能になり、顧客の関心度を把握しやすくなります。
※複数回訪問しても加算されるポイントは1度のみです。
・顧客詳細画面にて該当ページが黄色で強調表示され、視認性が向上します。
・WEB訪問者検索機能にて、コンバージョンページを条件に絞り込むことができます。
解析が可能となる条件
以下のいずれかの条件を満たした場合、行動解析が可能となります。
①サスケLeadのメール送信機能で「カウンタ付リンク」を使用し、顧客がそのリンクをクリックした場合
※カウンタ付リンクとはクリックカウンター機能のことです。こちらを使用することで、メールにつけたURLのクリック率が見られるようになります。
設定方法は本分の上部にある「リンク先URL」「リンク先名称」「スコア」に必要な情報を記入し、鎖マークのボタンをクリックします。すると本分に装飾されたリンクが表示され、顧客がこちらをクリックすることで解析も取得できるようになります。
②サスケで作成したWEBフォームを通じて、顧客情報がサスケLeadに登録された場合
オプション機能のWEBフォームをご契約いただいていて、そのフォームから顧客情報を登録しサスケLeadに連携された場合、解析を取得できるようになります。
WEBフォームにつきましてはWebフォーム – サスケ マニュアルをご参考ください。
行動解析の確認方法
左メニュー>Web訪問者から対象をご確認いただけます。初期設定では「今月訪問された顧客一覧」が表示され、詳細検索で期間指定なども可能です。
また、顧客詳細画面内の「全対応履歴」に、「Webアクセス履歴」として閲覧ページの順番や滞在時間が表示されます。
※離脱した最後のページについては、滞在時間が記録されませんのでご注意ください。
行動解析の活用例
シナリオ機能と組み合わせることでより柔軟な営業活動が実現します。
※シナリオ機能についてはこちらをご参考ください。
例1
前回アポイントから1ヶ月以上経過してホームページに訪問があった顧客を自動で検知し、営業担当にメール通知を行います。
この設定を行うことで、再びご関心を持っていただいた可能性があることに気づけます。
▼設定方法
①検索条件の保存
「前回アポイントから30日以上が経過し、本日Webを訪問した顧客」の検索条件を保存するため、左メニューのWEB訪問者の詳細検索にて下記条件で「検索条件の保存」をおこないます。
前回対応履歴タブ
・前回対応結果:アポイントや打ち合わせ、商談など貴社で作成した項目から該当の項目を選択します
・前回対応日:30日以上で設定します
Web訪問者タブ
・「Web訪問者で絞り込みを行う」にチェックを入れます
・集計期間:今日を選択します
②シナリオ設定
①で作成した検索条件に該当する顧客が現れたら、自動で関係者にメールを送る設定をおこないます。
検索条件設定から保存した検索条件の「シナリオ」をクリックします。
アクションの「関係者にメール」を選択し、メールの内容を入力して登録します。
例2
Webページを5箇所以上閲覧された顧客に、自動で事例紹介や追加資料のメールを送信します。
この設定を行うことで興味を持ってくださっているタイミングで、適切な情報をお届けすることができます。
【重要】受信者の同意なくメールを送信することは、迷惑メールとみなされる恐れがあります。シナリオを用いて自動でメールを送信する際は、事前に同意を得た上で実施していただくことを推奨しています。
なお、許可なくメールを送信する行為は「特定電子メール法」に抵触する可能性がございますので、十分ご注意ください。
▼設定方法
①検索条件の保存
「Webページを5箇所以上閲覧した顧客」の検索条件を保存するため、左メニューのWEB訪問者の詳細検索にて下記条件で「検索条件の保存」をおこないます。
Web訪問者タブ
・「Web訪問者で絞り込みを行う」にチェックを入れます
・集計期間:カレンダーを選択します
・PV数:5以上で設定します
②シナリオ設定
①で作成した検索条件に該当する顧客に、自動でメールを送る設定をおこないます。
検索条件設定から保存した検索条件の「シナリオ」をクリックします。
アクションの「顧客にメール」を選択し、メールの内容を入力して登録します。